使いやすさにこだわった現代数奇屋建築全てを、大工の手作りで作り上げた伝統的造りですが、バリアフリーに重点を置き住む人を中心として計画しました。
居間の天井は地場産の松で加工した梁をあらわし民家建築の力強さを取り入れました。柱は地場産の桧で特に大黒柱は5寸角上材を使用しております。
引き戸は全て手作り日本古来の建具舞良戸です。また杉の無垢材を使用しています。
トイレの扉は3枚引き戸となっており将来の車椅子や介護対応を考え出入りしやすくしております。
床/地松縁甲板(無垢材) 造作材/桧 壁/じゅらく塗り
軒桁杉化粧丸太。木格子から柔らかな光があふれるキッチン。
玄関横飾り棚。腰板杉本杢化粧板。温水式床暖房・FF式石油ストーブ。床:ナラ材(無垢)