平屋の60坪あまりの旧家の大半をリフォーム。
「先代より受け継がれる土地、建物の良さを最大限に生かし、また自然のエネルギーを利用し、なるべく自給自足で暮らしたい。」そんな素敵なお話をお聞きしたのが始まりでした。
茅葺き屋根の家の頃からの木材や建具など昔のものを活かしながらも採光、通風を有効に取り入れ、断熱性を大きく改善することで四季を通じて過ごしやすい空間を実現しました。
古い日本建築の良さを引き出すコツは光と影の絶妙なバランスです。 昼夜を問わず自然光、照明の淡い光がこの家の様々なディティールを演出しています。
行き場のなかった古い家具や道具達も美しくお化粧直しし再利用や展示することで喜んでくれていると思います。